Credit: Dagmara M.Socha et al., Journal of Archaeological Science(2022)
地上絵で有名な「ナスカ(Nazca)」は、紀元前100年~紀元後800年頃までペルー南部の海岸付近で栄えた古代文化です。
ナスカでは大人と子どもに関係なく、首を切り落として神に捧げる”首刈りの儀式”が行われていました。
その頭蓋骨に穴をあけて紐を通した頭部は「トロフィーヘッド(trophy head、捧げ物の首)」と呼ばれ、干ばつや水不足、不作を克服するための生贄に供されたのです。
そしてこのほど、ポーランド・ワルシャワ大学(University of Warsaw)の最新研究により、生贄にされた子どもや女性は、首を落とされる前に精神作用のある薬物を摂取していたことが判明しました。
トロフィーヘッドから採取した毛髪の中に、幻覚作用のある植物の成分が検出されたとのこと。
研究者は「首狩りの犠牲者が、死ぬ前に幻覚剤を投与されていたことを示す初の証拠だ」と話しています。
研究の詳細は、2022年10月13日付で学術誌『Journal of Archaeological Science』に掲載されました。
※以下省略。記事全文はソース元にて
公開日 2022/11/2(水)
https://nazology.net/archives/117086
日本でもね
紀元前とか往来も少ないのにどうやって生け贄という概念が世界的に流行したのかね
自然発生だろ
飢饉とかで食糧が少ないんだから食う人間を減らせば自分が食える量が増えるのは道理
重大なことを成し遂げるために「何よりも大切なもの・ひと」を犠牲にしようと考えるのは古今東西共通の感覚なのだろう…
子どもが大切でなかったのでなく逆に何よりも大切で愛していたからこそ犠牲とするに相応しかったのだし
いくらあの世で優遇されるに違いないとは思っても大切な人だからこそ死に際して苦しませたくなかったんだろう
正気だったのだろうか。
現代人視点では残虐で恐ろしい狂った行為だろうが
当時の価値観では違っていたかもしれない
そこを考慮しないと事の本質を見失う
古代はどこでも殉死とか当たり前にあったし
簡単に処刑などしてたわけで
世界共通の文化やな