■NYタイムズ紙が報じた「ニッポンの高齢契約社員」
会社を定年退職して、大切な余生を満喫するかつての生き方は、日本では夢物語となってしまったのだろうか。
一昔前であれば、定年退職は60歳の還暦が一般的だった。いまや一部企業では65歳まで引き上げられ、2025年4月からすべての企業に「65歳定年制」が義務付けられる。さらに政府は68歳までの延長を検討している。
年を重ねても意欲的に働きたい気持ちがある人々には、頼りがいのある施策だ。だが、好むと好まざるとにかかわらず、全員が「働かざるを得ない」国へと日本は突き進んでいる。例えば、ニューヨーク・タイムズ紙は、契約社員として長年働いてきた男性の暮らしぶりを紹介している。年金は国民年金の月6万円のみだ。住む場所によっては、家賃にも満たないだろう。
なにか食べられる物を買うために、高齢になって体調を崩しても働かざるを得ない。そんな時代への入り口を、日本はゆっくりとくぐりつつあるのだろうか。
高齢者に労働を迫る日本の実態は、海外でも報じられるようになった。
■月6万円の年金では暮らしていけない…米紙が報じた日本の実情
ニューヨーク・タイムズ紙は今年1月、日本の高齢化と退職年齢の延長に迫る記事を掲載している。「アジア社会で高齢化が進み、『退職』はさらに働くことを意味するようになった」との見出しだ。
記事は、東京の青果卸売会社で働く73歳の男性の日常に迫る。この男性は重い積み荷を運ぶ業務を日々こなしているが、経済的事情で当面引退できそうにないという。
男性は毎日1時半に起床し、車で1時間かけて湾岸エリアにある青果市場に通う。野菜が詰まったずっしりと重たい箱を都内の飲食店に配達して回っている。医師からは、重量のある荷物を運び続けたせいで、背骨の軟骨がすり減っていると告げられた。
それでも配送の仕事を休むことはできない。男性はこれまで、契約社員などとして各社を転々としてきた。もらえる年金は国民年金の基礎年金分に限られる。同紙に対し、月6万円だけでは生活を維持できないと打ち明けている。
「体が許す限り、働き続けなければならないんです」。忙しく人参の箱を引っかき回しながら、男性は続ける。「楽しくはない。それでも、生きるためにやっているんです」。
■寿司職人から庭師になった高齢男性
高齢化の進む地方都市に着目した海外メディアもある。ドイツ国営の国際放送局であるドイチェ・ヴェレは2021年、「日本では70歳から人生が(また)始まる」との動画を公開している。
ドイチェ・ヴェレは、日本の高知県に住む当時70歳の元寿司職人の暮らしを追い、高齢になっても働き続ける日本人の姿を描いている。この男性は、以前は自身の店を持ち、付け場(調理場)で寿司を握る日々を送っていたという。
男性は10年前に店を畳むことにした。すでに高齢であり、これを機に引退後の自由な余生を歩み始めてもおかしくはないタイミングだ。
ところが男性は、再び働く道を選んだ。シルバー人材センターの扉を叩くと、それまで握っていた包丁を剪定(せんてい)ばさみに持ち替えた。現在は、各戸を回り庭の手入れをする植木職人として奮闘している。
男性はドイチェ・ヴェレの取材に明るく応じ、剪定の仕事は自身に合っているし運動にもなる、と笑顔を見せる。たが、働き続けた理由については「年金が少ないので……」と答えた。
https://news.yahoo.co.jp/articles/b3fa3a6b2777c4f2e3a2b1d75ce3ca6e1dcb6fe9
昭和末のバブル時に、官僚さまの怒りと恨みを買った日本国民。
結果、質素倹約、清く貧しい生活を強いられることになりました。官僚さまはとてもとてもおっかないです。
お前たち、贅沢しすぎ、生意気だぞということで、30年もの間、緊縮アタックGDP横ばいの刑を受けることになりました。
公僕が主権者さまに嫌がらせができるから、日本は社会主義国なのだなと感じる今日この頃。
韓国人可哀想
アメリカじゃ国民年金ないだろ
年金0ドルで暮らすアメリカ人はかわいそうじゃないのかよ
払ってる人の受給額平均は20万円だし、本当の意味での自己責任の国だから不公平感は薄いでしょう
サラリーマンの厚生年金特権があって
それが問題を見えなくしてる
貧しい人がいる一方で、それなりの終身年金が保障される人が多数派
妻は働かなければ免除されるし、再雇用と言ったって年金と両立のお気楽老人も
まだまだ沢山いる
もちろん職業選択の自由もあるし努力して就職した訳だから
言い分は間違いないが
結局「終身雇用共産主義」にしがみ付く努力の択一だけで
社会が成り立っているようなもの
自由を求めるものはバカをみる奇怪な資本主義国家になっている
アメリカなんて国保もナマポもないんだけどね
日本の現実はサラリーマン勝ち逃げ組に、まだまだ打ち消されているんだよ
ちゃんと考えないと。自営業ならきちり儲けて老後資金を貯めておかないとダメだし、
それが出来ない連中は嫌でもサラリーマンで定年を迎えろ。厚生年金が有ればなんとか
暮らして行けるからね。
日本一人10万ぽっきり
見える部分だけでも
ここから、もうぜんぜんちがう
マイホームとか貯金とか夫婦仲wとかあるけど、65から終生貰える年金はデカい。5000万超の権利だからな
旦那死んでも遺族年金で嫁に移行するし、
減額はあっても有権者数の関係で3/4程度までしか減らないだろう
残るの12万ぐらい
非正規とかの年収200万とかでずっと厚生年金払ってるやつは残るの10万程度になるだろう
生活保護最強
みんなもっと生活保護貰おう
実際70歳過ぎても働きたい老人が多いのも日本人の特徴
いま先進国と言われている勝ち組風な国もいずれ辿る道だと思うわ
先進国は少子化は必然の流れなのだから
インドや後進国にその内に追い抜かれるだろう
自民が勝ってんだろ?
半数は投票棄権してるし
日本国民自身が貧しくなることを選んでるんだから問題ないんだよ
年金じゃ生活できないんだからしょうがない